石膏のガーゴイル・2
フランスで出会った、石膏製の小さなオブジェ。
Product Description
ガーゴイルのようでもあり、あるいはキマイラの断片のようにも思える、不確かな存在です。
フランスのゴシック建築や大聖堂の屋根に鎮座する怪物を模したものと思われ、その名残を感じさせる造形が印象的です。大きく口を開いた姿にはどこか原始的な力が宿り、静かに空間へ陰影を落とします。
幾重にも重なる羽のひだは、静止した造形の中に確かな動きを感じさせます。
その意匠は天使の羽や神話上の生き物を想起させ、現実と空想の境界を曖昧にするような美しさ。
経年による欠けや擦れ、石膏ならではの乾いた質感も、このオブジェの一部として調和し、削ぎ落とされてきた末に残る輪郭の美しさ。
古い書物や絵皿と組み合わせることで、まるでヨーロッパの古いアトリエの一角のような、小さな断片でありながら、確かな気配を宿す一点です。
Size
約 W113 × D63× H65mm
※最大部分で計測
Condition
経年による欠けや擦れ、角の摩耗が見られます。
また、素材特有の表面のざらつきや小さな剥離、ムラが随所にございます。
Additional Information
ゴシック建築の怪物像を思わせる石膏オブジェ。
羽のひだの重なりと、経年による質感が際立つ存在感のある一点です。