Detail
弦楽器のオブジェのご紹介です。
フランスで出会いました。
実際に演奏のために作られたものではなく、装飾的な要素を強く備えた一点です。
ヨーロッパでは19世紀末〜20世紀初頭にかけて、楽器を象った小物(壁飾りや卓上置物)がよく作られており、音を出すためではなく「音楽」や「芸術」の象徴として飾られることが多かったようです。
木肌の深みや経年による味わいが、長い年月を経てなお、静かに深い魅力を漂わせています。
ヘッドには手彫りの装飾が施され、胴部にはシェル(貝殻)モチーフの飾りが添えられ、単なる楽器の形を超えて、物語性を感じさせる芸術的なオーラを纏っています。
インテリアやコレクションに、不思議な詩情を添えてくれるアンティークの一点です。
SIZE(約)W185ミリ×D70ミリ×H555ミリ
※発送は宅急便となります。